建築研究所の強震観測 †独立行政法人建築研究所では、1957年より、主に建物を対象とした強震観測を行っている。2010年12月現在、全国に78の観測地点を有している。図1に観測地点の位置を示す。
建築研究所の強震観測の目的は、建物の耐震設計技術の向上に必要な観測データを提供し、地震防災に資することにある。1964年新潟地震の川岸町アパートの強震記録や、1978年宮城県沖地震の東北大学の強震記録は、建築研究所の強震観測網で得られたものである。建築研究所の強震観測で得られた記録の一部や関連する情報は、下記Webサイトで提供されている。 |