必要な保守管理 †観測システムの機能を維持するためには、継続的な保守管理が必要である。以下に主な保守管理内容について示す。 定期点検 †
テレメータ装置による観測地点の地震計に強制的に起動をかけ、その動作状態および常時微動波形を確認する。毎月1回程度実施する。
観測地点において、装置の外観、校正信号による感度、各電源電圧、時刻修正、起動レベル、テレメータ動作、各コネクター等のゆるみ等を確認する。毎年1回程度実施する。 停電・落雷対応 †停電対応として主電源用に無停電電源装置を、落雷対応として電源、電話回線およびGPS用の避雷装置を設置する。 記録の収集管理 †収録装置内のメモリーカード等に蓄積されたデータを収集する。収集された観測記録の波形を確認し、地震発生日時・震源位置・地震規模等の諸元との対応を整理する。 (吉田、芝、湯沢)
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